みなさんこんにちは。
まごめの歯科・矯正歯科です。
食事中で飲み込むときに舌を前に出す癖がある子がいます。
これは「舌突出癖」と呼ばれます。
この癖があると出っ歯になってきてしまったり、口呼吸がメインになってしまいます。
口呼吸は鼻呼吸と比べて酸素の取り込みが70%ほどに低下してしまい、酸素の取り込みが低下すると集中力の低下につながり、子供にとっては学力に影響してしまいます。
風邪で鼻がつまってしまったときに、頭がボーっとしてしまったり集中力がなくなるなど経験がある方も多いと思います。
原因の一つとして指しゃぶりの期間が長いことなどが言われています。指を入れていることで舌が適切な位置に発育しないためだそうです。
この場合は舌の訓練などを歯医者さんで行うことで治すこともできます。
舌を上から押してそれを押し返してもらったり、舌を前に押し返してもらったりなどいくつかの舌の訓練法があります。
MFTと呼ばれる訓練です。なのでこのような訓練の指示が理解できて実践できる年齢くらいに行うものになります。しかし、小学生の中学年などある程度年齢がいってしまうと、癖をなくすことは困難となってしまうので早ければ早いほど効果が大きいです。