皆さんこんにちは
まごめの歯科・矯正歯科の院長の高山です。
う蝕検知液とは
虫歯になっている部分のみを赤く染めてくれる薬剤です。
虫歯の治療で大切なのは
虫歯を取りこぼしなく除去すること
虫歯の部分は柔らかくなっているため、
通常は硬さを頼りに除去していきます。
しかし、手の感覚だけでは、
歯を極力残そうとすれば虫歯の取りこぼしが起きたり虫歯の除去を重視すれば健康な歯まで削り過ぎたりとデメリットがたくさん出てきます。
しかし、このう蝕検知液を使うと、
感染した部分が赤く染まります。
どこまで虫歯を削ればよいかがわかる上に
虫歯が残っていないかどうかが目で確認出来ます!
つまり
歯を削る量を最小限に抑えることが出来るのです。
やり方は簡単です✨
ポタっと一滴だけ虫歯が残ってそうなところに垂らしたら10秒待って水で流すだけ。
すると虫歯が残っているところだけが
赤く染まります。
ちょっと除去してまた一滴と繰り返していくことで、虫歯で感染したところだけを除去できます。
保険でも自費でも全てに対して行なっています。
時間をかけても一気に短時間でやっても
料金が同じなのが日本の保険治療です。
機械で一気にやれば確かに早いですが、
「ここまで削れば虫歯は残ってないだろう」
というやり方は、自分ならやられたくはありませんし、患者さんにも出来ません。
少し時間がかかっても「健康な歯を極力残す」ために必要なものなのです。
次回は削る量を最小限にする取り組み第2弾
う蝕検知液と併用して使うスプーンエキスカベータ
についてお話しします。
当院は、品川区西大井ですが、馬込駅からも徒歩9分です。馬込にお住まいの皆様もぜひご相談ください。