皆さんこんにちは！
まごめの歯科・矯正歯科です。
近年流行しているセルフホワイトニングサロンや歯磨き剤のホワイトニング
実際効果はどうなのでしょうか？
セルフホワイトニングサロンは、道具や装置が用意されていてスタッフのレクチャーのもと、利用者自身がホワイトニングを行います。
歯科医院で受けられるホワイトニングと違って歯科医師が介在せず、歯科医師による医療的な診断や、歯科衛生士による指導やサポートはありません。
歯科医院なら、ホワイトニングの前に治しておかなければならない、むし歯や歯周病になっている歯の発見や治療もしてもらえます。
また、歯科で用いられる薬剤（過酸化水素や過酸化尿素）は、セルフホワイトニングサロンでは使用が許可されていません。
使われるのは、二酸化チタンやポリリン酸ナトリウムなど「歯の着色汚れを落とすもの」が主です。
これは着色汚れが落ちるので、もちろん歯はある程度白くなりますが、歯科医院のホワイトニングで使われる薬剤のように、歯を漂白する作用はありません。歯の表面についた汚れを落とすだけです。
歯科でのホワイトニングは着色汚れを落として綺麗になった状態の白さをさらに白くさせるものです。元々の歯の色を白くさせると考えてください。
歯磨き剤のホワイトニングはどうでしょうか？
美白効果のある歯磨き剤には、むし歯や歯周病予防などの成分が含まれたものがあります。
これらはすばらしい製品ですが、この美白効果は、歯科医院のホワイトニングとは仕組みが違うことをご存じでしょうか？
こうした歯磨き剤に含まれている成分（ポリエチレングリコールやポリビニルピロリドン、ピロリン酸ナトリウム、ポリリン酸ナトリウムなど）には、着色汚れを浮かして落とす作用があります。つまり着色汚れを落とすことで歯を元の白さにしてくれるのです。
歯磨き剤やサロンでは着色汚れを取って元の白さにするもの
歯医者さんでは着色汚れを取って元の白さをさらに白くさせるもの
歯を本来の色より白くするには歯科医院でのホワイトニングがお勧めです。