皆さんこんにちは!
まごめの歯科・矯正歯科です。
「ボツリヌス治療」というのはご存知でしょうか?
通称「ボトックス治療」と聞くとわかる方も多いかもしれません。
「美容で使うもの?」と思う方が多いと思いますが、歯ぎしり改善の目的で使用出来るのです!
当院でも治療として取り入れました!
どのような原理で使われるのか!?詳しく説明していきますね。
ボツリヌス治療(ボトックス)
メカニズム
夜の歯ぎしりは顎の筋肉(咬筋)の筋トレをしているようなものです。
なので歯ぎしりをしている人は、噛む力が強くなっています。
ボツリヌスは「噛みしめろ!」という脳からの指令を妨害する働きがあります。
そのため、噛もうと思っても脳からの指令が届きにくいため強く噛めません。
夜中の「歯ぎしり」という筋トレができなくなるので、筋肉が痩せていきます。結果、薬が切れた後も強く噛めないという効果が持続します。
その後は、噛む力は弱くても夜中の歯ぎしり筋トレを続け始めてしまうので、また元の筋肉量に戻っていきます。
それが半年くらいなので、半年経つとまたボツリヌスの治療をするという流れになります。
繰り返し使用することで持続期間が長くなるとも言われています。
歯ぎしりで困っている患者さんへは、今までは「マウスピース」に頼るしかありませんでしたが、「ボツリヌス治療」によって歯ぎしりそのものをを抑えることができます!
ちなみに美容での使い方(当院では行っていません)は眉間のしわの改善、アヒル口にするなどがあります。
眉間にしわを寄せようとする筋肉に打つことで、「眉間にシワを寄せられなくなる」ということです。
アヒル口は口を「への字」にするために下へ引っ張る口周りの筋肉打ちます。下へ引っ張らなくなるために口元がキュッと上上がるということになります。
当院は西大井、大森からもアクセスできますのでぜひお越しください